自分史と過去・現在・未来のバランスについて

こんにちは。パーソナルメモリーズの須藤です。

今週はゴールデンウイークでお休みということもありまして、今日は私が久しぶりに自分史作成のコツを書きます。

皆様ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか?

私は例年通り、どこにも出掛けずにお客様の自分史を練っております。他の予定は、知人の結婚式や祖父の七回忌などのイベントに出席する程度でした。

そんなゴールデンウイークに考えていた、自分史関連の話で「過去を振り返るタイミング」についてお話したいと思います。

過去を振り返るタイミングは人それぞれ違いますし、同じ人でも振り返る時期がバラバラです。

ある時には、

(最近、昔のことをよく思い出すな~)

と感じたり、

またある時には、現在の出来事が忙しかったりして過去の出来事を一時的に忘れてしまっていることもよくあるでしょう。

最近考えるのは、過去を振り返ること、現在を一生懸命生きること、未来を思い描くことはバランスが大事だということです。

自分史を作るために、過去ばかりを思い返していても良くないのです。

自分史のネタはどうやって蓄積されてきたのかと言うと、

過去の自分が一生懸命に生きてきた結果が、今思い返すとネタになっているのです。

そう考えると、今現在も正にネタを蓄積している真っ最中ということです。

行ったことの無い場所に行ってみたら、新しいネタが出来る。
会ったことの無い人に会ってみたら、新しいネタが出来る。
どこかに出掛けなくても、新しい人に会わなくても、いつも会っている家族と何か家でイベントをしたら、新しいネタが出来るのです。

そうやって過去と現在のバランスを取ることを考えてみていただきたいと思います。

では、現在と未来のバランスはどうでしょうか?

未来に対してはネガティブな発想をしてしまうことが多いと思っている方が多いのではないでしょうか。

これは、人間は基本的に生命の危機を回避するために、最悪のケースを想定することが本能としてインプットされているからです。

ポジティブが良いとかネガティブが悪いとかの話ではなく、未来を考えるとどうしてもネガティブな感情に振れやすいということです。

なので、未来を考える時には、どうありたいのか、何がしたいのかを中心に考えるべきだと思います。

来るとしても確率の低い最悪のケースに怯えるよりも、未来のある一定の時期にどうありたいのか、それまでに何がしたいのかを考えておくことが、人生をより良く生きるコツなのではないのかなと感じています。

これも未来の自分史の設計図のようなもので、達成出来たらそれが自分史のネタになるし、達成出来なくてもそれはそれで自分史の良いネタの一つになるのではないでしょうか。

こんな感じで、過去・現在・未来のバランスを取りつつ、自分史(自分の人生)と上手く付き合って行ければ良いと思います。

ただし、あくまでも現在が中心です。

過去を振り返ることも、未来を想像することも、現在行っていることだからです。

過去を振り返るタイミングが来たら、過去を振り返ってみる。そこで簡単な日記でも書いてみる。
未来を想像するタイミングが来たら、未来を想像してみる。そこで簡単なメモでも書いてみる。

そうやって徐々に自分史のネタが蓄積されていくものです。

歳を取っていようが、若者だろうが、記憶というものは忘れてしまいがちなものです。

ちょっとしたことでも、心が動くような出来事が起きた時には、日記なりメモでも書いておくのが自分史の最高のネタになります。

ゴールデンウイークでどこかに出掛けた人は、その思い出を。どこにも出掛けなかった人は、残りの期間で過去を振り返るタイミングにしてみても良いでしょう。

現在を楽しむのか、過去に想いを巡らすのか、未来を想像するのか。

あなたにとって充実したゴールデンウイークを過ごせますように。

 

Follow me!