95歳のお客様が自分史を作れる理由

こんにちは。パーソナルメモリーズの須藤です。

段々暖かくなってきて気持ちの良い陽気ですね。私の周りで、寒くて元気が無くなっていた人も、暖かくなってきたので活動的になってきたようです。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

平成も残すところあと4日となりました。

今日からゴールデンウィークに入りましたね。しみじみと平成の思い出を噛み締めるのも良いでしょう。

お客様や目上の人と話すと、随分平成に思い入れがある人が多いです。この30年間は日本は戦争も無く平和に過ごせたからでしょうか。

私の一回り上の世代の方々は、ちょうど青春時代に平成に変わったのでより思い入れが強いのだと思います。

昭和64年1月7日のことを聞くと結構皆さんその日のことを覚えておられて、誰とどこにいたのか、何をしていたのか等、説明してくださります。

私は知りませんが、世の中が暗かったと言われています。渋谷の町もほとんど誰もおらず、とにかく暗かったようです。

逆に今回の平成から令和に変わるタイミングは明るい感じがしますよね。

さて、もうすぐ出来上がる自分史のお客様は現在95歳です。

95歳で自分史を作り上げると言うと驚かれる方が多いですが、なぜ90歳を超えても一冊の本を作り上げることが出来るのでしょうか。

95歳のお客様が自分史を作れる理由

90歳を超えても自分史を一冊作り上げることが出来る理由は3点あります。

1.ネタを書き溜めておく

90歳を超えたお客様の中でボリュームの多い自分史を作り上げることが出来る共通点として、ネタが書き溜めてあるということが挙げられます。

このお客様は自分で原稿を書き溜めていました。日記のようなものから、綺麗に構成されて筆で清書してある原稿まで、たくさんの自分史のネタがありました。

だからこそ、いざ作ろう!と思った時にもネタに困ることはありません。ネタさえあれば、パーソナルメモリーズ側でいくらでも自分史として本にすることが出来ます。

さらに、そのネタを掘り下げたり、広げたり、お客様との会話が弾むきっかけにもなります。それだけネタは重要なのです。

なので日記でもメモでも良いのでネタを書いておきましょうと自分史作成のコツでも散々取り上げていますよね。

自分史作成のコツの話題が、最近は記録を取るテーマばかりになってしまったなと読み返して感じましたが、自分史もある種の記録なので、自分史作成のコツ としてはまあ良いんじゃないかと紹介しております。

2.家族の協力

90歳を超えたお客様の場合、家族の協力なくしては自分史を作り上げることは出来ないと思います。

今回のお客様も娘さん、息子さんの協力のもと自分史の作成を進めて行きました。

自分史を作ると言っても色々と細かい作業があります。

ネタ集め、取材、執筆、校正、読み直し、確認といった原稿を作る主な作業はもちろんのこと、日程の調整や自分史の素材となる資料(写真や賞状など)の準備、原稿のチェックなど色々と自分だけでは出来ないことを手伝ってもらう必要があります。

娘さんや息子さんからしたら当たり前のことかもしれませんが、お客様ご本人からするととても喜ばれることでもあります。

いつまで経っても子供の顔を見るのは、親としては嬉しいことだと話してくれるお客様もいます。

自分の為に色々と動いてくれたり、昔の思い出話をしたり。仕事で普段中々顔を合わせる機会が無くても、自分史作りに一緒に動いてくれるだけで顔を合わせる頻度が上がります。

このように家族のコミュニケーションの機会として利用される方も多いのが嬉しいところです。

3.おしゃべり自分史で自分史を完成させる

これは手前味噌で、書こうかどうか迷ったのですが、これ無しでは自分史が完成しないので書くことにしました。

いくらネタがあろうと原稿があろうと、 家族の協力があろうと、 いくら昔の思い出がいくらでも思い出せて話せたとしても、最終的に本の自分史というカタチにはなりません。

一冊の本としてまとめなくてはならないからです。

たまに親族が清書して冊子の形にまとめたり、紙に印刷して簡易自分史のような形として作成してあるお客様がいらっしゃいますが、いずれ時期が来たら本の自分史にしたくなるようです。

パーソナルメモリーズとしてはそういった冊子であれ、自分史を作られることは大いに賛成で推奨しています。

簡易的な冊子の自分史があれば、 かなりその後の本格的な自分史が作りやすくなります。

ですが、作り直す手間や料金を考えると、いずれ本格的な自分史を作ろうと考えているのであれば、最初から作ってしまうことをオススメしています。

あとは、自分史作りや本作りでも他のことでもそうですが、専門家に任せた方がお得であるということです。

自分で何から何までやろうとすると時間もお金も結構かかってしまいますよね。今後本作りを趣味にしたいなど希望があればやってみることに賛成ですが、忙しい中や限られた時間や予算の中で作ろうとすると中々大変だと思います。

パーソナルメモリーズのおしゃべり自分史は、自分で書かなくても良いということで好評をいただいておりますが、執筆以外にも結構やらなくてはいけないことが色々とあるようです。

例えば本作りにしても、どんな製本が良いのか、用紙選びから始まり、表紙の色や素材、題名のデザインなどここでは挙げられないほどの作業があります。また会社の選定などもありますよね。

パーソナルメモリーズではこれらをお客様に提案したり、話し合ったりして最適な仕様を選びますが、自分で初めて作るという方はここでも大きな壁に当たるそうです。

自分で自分史を作ろうとして挫折してしまった後にパーソナルメモリーズに依頼するお客様はこういった細かいところも喜んでいただいています。

さて、令和の初日5月1日にはこの95歳のお客様先に自分史を納品をしてきます。

完成までお待たせしてしまったのですが、喜んだ顔を見られるのが今から楽しみです。

このゴールデンウィークは平成最後の思い出作りを楽しみましょうね。

※現在大変混み合っておりますので、おしゃべり自分史を新規ご希望のお客様はその旨ご了承いただければ幸いです。取材開始時期などの詳細はお問い合わせください。お問い合わせはこちら→ https://www.personal-memories.jp/contact/

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