自分史を書いて考える、退職後の人生

こんにちは。パーソナルメモリーズの須藤です。

退職をした時というのは、
仕事に深く打ち込んできた人ほど
ポッカリと穴があいてしまうものです。

人生の三分の一ほどの時間を費やすのですからね。

生きる為にはお金がかかる。
お金を稼ぐために働く。
働くために生きる。

とループしてしまう気持ちも出てくることがあると
思います。

「俺は何のために生きているんだ」
と。

「働くために生きているのか?」
と。

労働意欲の一番の栄養剤は、
「人生の目的」
とされています。

しかし、労働することをやめた人は、
何を目指せばいいのでしょう。

一番良くないのは、
他者依存です。

「孫の顔を見る為に生きている!」
という人がいるとしましょう。

孫とずっと会えれば良いですが、
孫が遠くに引っ越さなくてはならないことも
あるかもしれません。

そんな時、生きる希望を維持できますか?

念願のマイホームを購入したら、希望がなくなった

あるエリートサラリーマンの知人が、
「マイホーム購入の契約書にサインした瞬間、
とてもむなしい気持ちになった」
と言いました。

どうしてか聞いてみると、
「ローンを返済するのに、あと三十年かかる。
その間、今の会社に通い続けて、
特にやりがいがある訳でもない今の仕事を
続けなくてはならない。
俺の人生はローン返済のための人生なのか?」
と言っていました。

一生働き続けて購入したマイホームの支払いを
済ませ、やっと自分のものになると
誰も住む者はいない

という話そのものではないでしょうか。

こんなむなしい人生はありません。
特に、それに気付いてしまった時は。

生きる目的を明確にするためにも、
自分というものを明確にしなくてはなりません。

自分史を書いたからといって、答えが出る訳では
ありませんが、少しでも答えに近づけるのでは
ないでしょうか。

お客様と話をしていると、そんな気がします。

※エリートサラリーマンの知人には、
ある話をしたら、とても元気になっていました。

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