自分史とヤマアラシのジレンマ

こんにちは。パーソナルメモリーズの須藤です。

今日は心理学用語の「ヤマアラシのジレンマ」と
自分史の関わりについてお話します。

まずヤマアラシのジレンマとは、

2匹のヤマアラシ(ハリネズミのような動物)が
寒いので、お互いの身を寄せ合いたいが、
くっつき過ぎるとお互いの針が刺さってしまって
痛い思いをする。
離れると寒い思いをする。

というものです。

心理学では、2人の人がお互いに仲良く
なりたいので近づくが、近づき過ぎると
嫌な思いをすることがある。
なので付かず離れずの、程よい距離感を
探る。

ということを意味します。

自分史を作成するために、
過去を回想していると
このヤマアラシのジレンマのような事象を
発見することがあると思います。

・家族
・友人
・同僚
・恋人

など、近づきたいけど近づき過ぎると
関係が悪くなってしまうことがあると思います。

なので、程よい距離感を保とうとして、
あまり誰とも近づかなくなる人も多いのです。

「傷つくリスクを取って仲良くなりたい」
と思えば、とても仲良くなれるという話があります。

誰でも傷つきたくはありませんので、
次第に他人との距離をとってしまうことも
あるかと思いますが、
本当に仲良くなるためには、傷つくリスクも
とらなくてはなりません。

・自分の欠点を話してみる
・相手の心の深いところを聞いてみる

ということも時には必要かもしれません。

「これで関係が決裂してしまえばそれまで」
と開き直れることも精神衛生上、大事なことです。

100人いれば、100人全員に好かれるような
生き方をしているとしましょう。

人間は普通にしていたら、万人に好かれることは
まずありえません。

でも100人に好かれるようの仮面をかぶったり、
仮面を人によってかぶりかえることがあります。

これで100人に好かれたとしても、
その仮面をかぶることをやめてしまった時には
あなたのファンはいなくなってしまうことが
あります。

あなたが生きたいように生きていれば、
誰かがファンになってくれます。

その人を大事にする生き方の方が、
あなた自身も周りの人も望ましいのでは
ないでしょうか。

近年は、自分を表に出すことを恐れている人が
急増しています。

なので精神の病なども、急増しているのです。

自分の過去や未来をあれこれ考える時に、
「あなたの生きたいように生きる」
ということを意識して考えてみることを
オススメします。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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