【第2回】断捨離と自分史(年賀状編)
やりました!
年賀状の断捨離。
まあスッキリしたと言えばスッキリしたという感じです。まだまだ断捨離はこれからです。
年賀状を捨てたから気持ち良いというよりも、友達とのやり取りが心地良いです。
この話は後述します。まずは手順からお話しましょう。
年賀状を断捨離した手順
1.年賀状の束をごっそり取り出す。
年賀状の束として纏めておいたので所要時間は1分以内。
2.一通り眺める。
眺めることによって思い出に浸ることが出来るが、余分に時間がかかる。私は思い出に浸る方を選んだ。
3.年ごとに分ける。
ただ捨てるのは嫌なのでスキャンするために分けた。スキャン後のことを考えると年ごとの分類が良さそう。
4.スキャンをする。
心を無にして、ちょくちょく確認しながらスキャンをする。
5.確認する。
スキャンがきちんと出来ているか確認する。何事も確認が大事。もちろん、ミスがあったのでスキャンし直す。年賀状を処分した後にミスを発見したら悲惨。
6.もう一度、一通り眺める。
現物を手に取り、見ることが出来るのは最後なので名残惜しそうに見直す。
7.気になった人がいたらメールをする。
「こんな年賀状が出て来たぜ~!」とメールをすると、「懐かしいな!」と楽しいやり取りが始まる。きちんと繋がりさえ持てれば、電子的な年賀状に移行しても良いような気がする。仲の良い友達には。
8.細かく切り刻む
これは結構、心が痛むが、押し入れや引き出しの奥に埃をかぶってずっと封印されているよりはマシだろうと、自分に言い聞かせて切り刻む。
風水的には燃やすのが良いらしい。また、個人情報保護の観点からシュレッダーを持っているのであれば使用した方が良いだろう。
感想
年賀状を断捨離すると言うと、年賀状という習慣や、人自体を断捨離するという人がいますが、私はそれはやりませんし、全く共感できませんでした。
どちらかと言えば、「また仲良くしましょう」「もっと仲良くしましょう」だったり「年賀状だけじゃなく普段から気軽に連絡を取り合いましょう」という意味あいが強いです。
実際に何人もの友達と連絡を取り合い、お互いの近況報告だったり、次に遊ぶ日程を決めることが出来ました。
断捨離というと、「片っ端から捨てなさい!」みたいな強烈で偏った印象があると思います。
だけど、私がやっているのは「断捨離と自分史」。
思い出は捨てずに活かす。
物理的には捨てるのですが、記憶からは消さない。だからスキャンしたりメモをしているのです。
年賀状の例で言うと、スキャンもせずに全部捨ててしまうのはありえない訳です。
「あー、あんなやり取りもあったなー」
という思い出があったことさえ忘れてしまうから。
だからと言って、押し入れの奥にしまっておいて一生見直すことが無いというのも変ですよね。
年賀状なんて滅多に読み返さないですから。
そのためには、スキャンしてデータ化する。
データ化すればいつでもどこでも見ることが出来ます。
これを断捨離というのかはよく分かりませんが、物理的なスペースを取ることが無く、いつでも見ることが出来るならそうしたいですよね。
あと、毎年丁寧に手で絵を描いて送ってきてくれる方がいます。
これは凄く捨てにくいというか、何かになるんじゃないか?と思って調べていたら、年賀状の製本というものがあるみたいです。
製本といえば、パーソナルメモリーズの得意分野。
この方の年賀状を纏めたものを製本してプレゼントすることにして、現在製本中です。
まさか自分が絵を描いてみんなに出していた年賀状がこんな形になって返ってくるとは思いもよらないのでは?と企んでいます。
と、こんな訳で年賀状を断捨離しただけでも充実感が満載でした。