自分史を誰に向けて書きますか?
こんにちは。
パーソナルメモリーズ スタッフのキョウコです。
今週は春の陽気でだいぶ暖かくなりましたね。
桜は今が満開のようです。まだ桜を見ていない方は近所に見に行ってみましょう。
映画を超えた人生の物語
先週のブログでは、自分史には残らない日常についてお話しました。
⇒https://www.personal-memories.jp/jibunshi/20180323/
今週は、どこにでもある映画を超えた人生の物語についてお話します。
最近テレビ番組でも家族の繋がりや家族の歴史をテーマにしていることが増えてきていると感じます。
その中でも我々一般の家族について深堀りしているケースが多いですよね。
プロのインタビュアーが根掘り葉ほり聞いていくと思いもよらない人生の物語が浮かび上がってくることがよくあります。
テレビ番組でも一般の人を対象としているので、
どんな話が眠っているのか?
それとも無いのか?
もしくは話したくないないようなのか?
手さぐりでインタビューをしていきます。
取材する中で徐々に信頼関係が生まれ、ポツリポツリとネタが出てきます。
人は映画のような人生の物語、また映画を超えるくらい奇跡的な人生の物語が必ずあるものです。
当事者は「そんなことよくある」とまでは行かなくても、そこまで奇跡的と思っていなかったり、奇跡的と思っていても人にはわざわざ話さない内容だったりします。
まずは自分史を家族だけで共有する
その物語はまずは自分たち家族だけで共有するという使い方をオススメします。
なぜなら、本をあげる人が家族以外の人に広がってしまうとそれだけ内容にも気を使うからです。
家族だけに渡すのであれば自慢話や奇跡的な話がたくさん書きたいし、家族もその話が知りたいところです。
けれど、家族以外の人に渡すことを考えると、そんな話は書かなくてもいいやとどんどん書く内容が狭まってしまいます。
例えば、おじいちゃんは数回事故に遭ったけど、全ての事故で無傷だった話。
子供や孫はそういった話が聞きたいのです。
それも、人づてに聞くのではなく、出来るだけおじいちゃんの口から、またはおじいちゃんが書いた本を通して知るということが大事です。
それらのエピソードを知ることで孫が自分の人生に誇りを持てたり、自分のルーツや先祖に対する親近感や尊敬の念も生まれるのです。
だから、自分史はまずは家族だけに話を書くことをオススメしています。
写真は須藤が桜と月を撮影したものです。