自分史を書くときに、「よい」と「いい」、「いく」と「ゆく」はどちらを使えば良いのですか?

と、質問をいただきました。
ありがとうございます。

回答は、
「基本的には好きな方を選んでください。
また、どんな自分史かによって変わります。」

どちらが好みかを選んでもらえば間違いないです。

自分史の場合、書き手の特徴が如実にあらわれます。

優しい言葉で語りかけるように書くのか、
鋭い論調で論理的に書くのか。

それによっても変わってくるでしょう。

読み手の年代によっても変わってきます。

近頃の若者は、「よい」「ゆく」は一切使いません。

真面目に語っているのに、このような言葉が
入ると、おちゃらけたような印象になります。

時代によって、どちらが丁寧かは変わってくるので
あなたがよく使う言葉が一番という答えになります。

例えば、電話に出る時の「もしもし」は
前時代の「申す申す」が元になっています。

今、会社の社長から電話がかかってきて、丁寧な言い方をしようとして
「もすもす?」
などと言った日には、

馬鹿にされたと思われるか、
酔っ払っていると思われるでしょう。

「いい日、旅立ち」というフレーズは、
「よい日、旅立ち」だと成り立ちません。

親近感が失われるからです。

このように、使い分けることも大切です。

私が自分史を書くとしたら

私の個人的にオススメな方法は、漢字にすることです。

「いい」「よい」は「良い」にする。
「いく」「ゆく」は「行く」にする。

なぜかと言うと、読み手が読む時にそれぞれの読み方に変換してくれるからです。

この先、どんな読み方や言い方に変化していくのかは分かりませんが、今のところはこれがベストな気がします。

自分の時代でベストな言葉を選んでいると、これも貴重な資料となることでしょう。

言い回しはあなたが普段使っているものにすることで、親近感を覚えたり、あなたの味が最大限に出ることでしょう。