自分史の書き方(計画を立てる【03.誰のために自分史を作るのか】)

前回ご紹介した 02.何の自分史を作るのか が決まった方は、次に「誰が誰のために自分史を作るのか」を決めましょう。

誰が?というのは、おそらく「自分が」という答えになると思いますが、どの作業を自分でやるのかを決めましょう。

執筆・印刷・製本といった工程を一人でこなすのは、難易度が上がってしまいますね。
ですので、外部のプロに任せることにするとしましょう。

プロに任せるとしたら、どの作業を任せるか考えてみてください。

・自分史の書き方がよくわからないから、プロに代筆をしてもらう。
・自分である程度自分史を書いてみたから、プロに校正(修正など)をお願いする。
・なかなか上手く書けたので、印刷・製本をお願いする。

このように、部分的な作業を依頼することも可能です。
自分で出来ないところ作業はプロに任せて、自分で出来るところは自分でやる。とすれば、費用を安く抑えることが出来ます。

誰に(どこの会社に)作業をお願いするか、この段階で決めておくことをオススメしています。

自分史の作成会社を決めておく

なぜこの段階で作成会社を決めるのでしょうか。

まず、作業の役割分担を明確にする目的があります。

すべての作業を自分一人で行う場合は関係ありませんが、プロの手を借りるとすると、どうしても費用が発生してしまいますよね。

この費用が会社によってバラバラなので、どの作業をいくらでやってもらえるのかということを調べなくてはなりません。
印刷会社に印刷だけしてもらう料金と、代筆から製本まですべてサポートしてくれる会社の料金とでは、どちら高いかが一概には言えないのです。

もし自分史作成の費用を出来るだけ安く作りたいという方でしたら、完成までの作業をすべてサポートしてくれて、なおかつ一番安く出来るというのが理想ではないでしょうか。

しっかりと調べて、「思っていたよりも料金がかかってしまった!」ということが無いように、注意してください。

また会社によっては、納品する最低部数などが決まっているところがほとんどです。
例えば、自分は1冊しか必要が無いのに、最低部数が30部と決まっているとすると、最安料金でも30冊分の料金がかかってしまいます。

これでは少し無駄になってしまいますよね。

このように会社の特性や価格をよく吟味することが大切です。

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誰に向けて自分史を作成するのか

誰に向けて自分史を作成するかを決めることはとても重要となります。

作成する前に必ずターゲットを想定しておいてください。

ターゲットというのは、読者を決めるということです。

・自分だけ
・家族
・家族と友人
・不特定多数(出版)

読者が違うということは、言い回しや用語、内容までも大幅に変わることになります。

身内だけで読むのであれば、身内のことを詳しく書いても問題無いですが、これを不特定多数に読まれることになると、嫌な人も出てくることでしょう。

また文章の書き方も変わってきます。
同年代に読んでもらう時には、いつもの言い回しでも良いでしょうが、幼い孫や子供の世代に通じるでしょうか?

読者を想定するということは、その読者のことを想って書くということです。
これが出来ていると、気持ちが伝わりやすくなります。

読み手のことを意識して、読みやすい文章を書くことを心がけてください。

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