須藤がお客様の家に自分史の取材に行ってきました

お客様_クリスマスケーキ

こんにちは。
パーソナルメモリーズ スタッフのキョウコです。

ここ二、三日は東京もすっかり冷え込んでいます。皆様はお体大丈夫でしょうか? 私は寒さが苦手なので毎年この時期は動きが鈍くなってしまいます。洗濯物を干す為にベランダに出るのも毎回「エイヤ」と覚悟がいります(笑)

それでも先日の朝早くに、寒さに体を縮こませながら近くの神社にお参りに行ってみました。その日は神社の池が一面に凍っていて、空気も澄んでおり、少し神秘的な空間を味わう事ができました。寒いのもわるくないなと思えた一日でした。

 

須藤がお客様の家に自分史の取材に行ってきました。

昨年の12月の話しとなりますが、須藤がお客様の家に自分史の取材に行ってきました。

取材当日はお客様がケーキを用意してくださっていました。クリスマス間近ということもあり、手作りのクリーム雪だるまをケーキに添えて出してくださいました。ケーキの上に、ちょこんと雪だるまくんが一人。ケーキの横にもイチゴをかぶった雪だるまくんがもう一人いて、何とも可愛らしいケーキです。

楽しくおしゃべりをしながら美味しいケーキを食べて自分史の取材が進んでいきます。

こちらのお客様はなんと97歳です。お体も丈夫で大変朗らかな方です。こちらのお客様宅には、以前にも一回、おしゃべり自分史作成で訪問した事があります。今回は二回目の取材です。

パーソナルメモリーズでは、楽しくおしゃべりしながら自分史を作成できる事が特性ですので、一回目の取材時は基本的に昔の写真を眺めながらおしゃべりをしていました。

一回目の取材では、急に人生の色々な事を一気に思い出そうとしたので写真を見ても、よく思い出せない事も多数あるようでした。しかし、こちらのお客様のご家族が一丸となり自分史作成をサポートしてくれているので、二回目の取材は大変スムーズに進みました。

ご家族のサポートとは、具体的には聞き書きの補助や写真の整理などです。一回目の取材の時間内ではお客様が思い出せなかった事などを、二回目の取材までの間にご家族が時系列に原稿にまとめてくださっていました。きっと、ご家族が根気よくお客様に質問して出来上がった原稿だと思います。また、他にもお客様の昔の手書き文書等も用意してくださっていました。

ご家族が一生懸命用意してくれた文書や写真を基に二回目の取材をした事で、お客様自身も更に色々なエピソードを思い出す事ができたようで、イキイキと語ってくれて大変有意義な取材となったと須藤も喜んでおりました。ケーキも大変美味しかったとの事です。

今回、お客様がおっしゃっていた言葉の中で印象的な言葉があったそうです。

「もう10年早く取材に来てくれればなあ。もっと色々覚えてたんだけどなあ。ははは。」

と、笑いながらおっしゃっていたとのことです。

ご高齢になると思い出すのが大変なご様子です。こちらのお客様はご家族の協力とお客様ご本人のやる気のおかげで着々と自分史作成が進行していますが、自分史作成はご本人の記憶が頼みの綱だなあと痛感するお言葉でした。

また別のお客様も、

「日々の記憶を忘れがちな今日この頃ですが、気が付くと自分史を手に取り眺めています。こんなこともあったな、と懐かしみながら読んでいます。」

とお手紙をいただきました。

自分史作成の第一歩を踏み出したあなたへ

今回お客様がおっしゃっていたお言葉も含めて、やはり自分史は記憶を引き出しやすいうちに作成しておくことが肝心です。

日常生活で、思い出そうとしても中々思い出せない事柄でも何時間後かに突然思い出せたりとする時がありますよね。そんな時はきっと脳が無意識にフル回転して記憶を検索して引き出せたんだろうなと感じます。今回のお客様も、自分史作成を始めたことで、どんどん記憶が蘇ってきました。

年始のブログで須藤がお話ししたとおりに、何らかの形で自分史作成の第一歩を踏み出した方もきっといらっしゃると思います。

第一歩として少しずつメモの書き出し等を始めた方も、始めは断片的な事でも時間をかけると芋づる式に思い出せる事もあると思います。

こんなに寒い時期は、暖かいお家の中でじっくりと自分史作成の一歩を楽しんでくださいね♪

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