【第5回】断捨離と自分史(携帯電話編)

断捨離と自分史の第5回目は「古い携帯電話」の片付けです。

あなたは古い携帯電話、どうしていますか?

私が知り合いに聞いている限りですと、結構の方が古い携帯電話の処分方法が分からずに、ずっと取ってあるそうです。

もちろん私も初代の携帯電話から歴代のものをすべて持っています。

データを分散していると危ない

データは撮影した写真や、電話帳の知人の個人情報などたくさん入っていることでしょう。

そして、いちいち消している訳でなければ、歴代の携帯すべてに電話帳の個人情報が入っていることになります。

さすがに古い携帯に入っている情報は、使えないかと思いますが、個人情報は個人情報です。

もし紛失してしまったら大変です。

無くなったことにすら気がつかないかもしれません。

なので、新しい携帯に変えた時にすぐに削除するのが望ましいです。

写真などのデータもPCや新しい携帯にどんどん移行していくべきでしょう。

ドコモの携帯は大体SDカードが付いているのですが、auの携帯はSDカードに非対応の端末があり、データが取り出せずに困っています。

なので、この端末だけは保留です。

他の端末は、信頼のおける回収業者に引き取ってもらいます。各キャリアでも無料で引き取っているみたいです。

あまり悪質な業者に買い取ってもらったりすると、データを復元して悪用される可能性があるようです。十分にお気を付け下さい。各キャリアであれば間違いないのではないでしょうか。

データは、いくら消したつもりでも簡単に復元できてしまうものです。携帯だけではなく、他の機器でも気をつけましょう。

携帯の中には自分史のネタがいっぱい

歴代の携帯には、自分史のネタがいっぱい入っていました。

押入れの奥に入っている箱から久しぶりに取りだした宝箱のようなものです。

意外なデータたちが待っていました。

よく遊んだアプリ

昔のドコモにはiアプリというものが入っており、色々なゲームなどのアプリをダウンロードして遊んでいました。

今やってもシンプルで面白いものもあり、懐かしかったです。

友達同士で面白いアプリを教え合ったり、得点を競ったり。色々思い出すことができました。

1年生のときにこのアプリが流行って、2年生のときはこれが流行ったな!というように、時間に関連した思い出もありました。

よく聴いた音楽

着メロや着うたなど、当時の単音しかないメロディを久しぶりに聞きました。

その中で、当時の流行りの曲や有名だったアーティスト、よく聴いた曲などを思い出しました。

題名を見ても、

「これ何の曲だ?」

と思っていたのが、鳴らしてみると、

「あー! この曲か!」

となり、すっきりする感覚が味わえました。ここまで完全に忘れるものなんですね。

あとは、ほんの10年くらいで、音の品質がまるっきり変わっていることに衝撃を受けました。

今なら無料でも良い音で音楽が聴けるのが、当時は電子音でできた着メロを毎月お金を払って購入していたことに驚きです。

よく連絡した知人

電話帳を見てみると、当時よく連絡を取っていた人があらわれます。

バイト先の上司であったり、学生時代の先輩や後輩。

いまではもう連絡をとっていないけど、当時はお世話になっていた人達。

連絡が取れないかもしれませんが、色々な思い出を思い出すことが出来ます。

よく撮った記念写真

カメラが付いたあとの携帯には写メのデータがたくさん入っていることでしょう。

私としては、写メのデータが一番「自分史っぽいな!」と感じました。

これはもはや、「ただの携帯のデータ」というジャンルではなく、写真などと並ぶ「立派な思い出」に振り分けられます。

でも携帯をずっと持っている訳にもいかないので、どうにかして写メのデータをPCに移行します。

その後、携帯内のデータを削除すれば携帯自体は処分することができ、中身のデータはいつでも見ることができるようになります。

思い出の写真は、ごくたまにしか見なかったとしても、とっておきたいですよね。

そんな時に、便利なのがデータ化です。場所も取らず、いつでもどこでも見られる。

バックアップや流出さえ気を付ければ、こんなに便利なものはありません。

まとめ

使用済みの携帯電話は、なんか捨てにくいものです。

だけど一度棚卸しと思って見直してみると、端末自体は不要であることが分かります。

データが一元管理出来るというメリットと、携帯を保管していたスペースが空くというメリットがあります。私の場合、充電ケーブルも結構場所をとっていました。

さらに、個人情報などのセキュリティ面で考えても、使っていない端末のデータを消去したり処分するのは望ましいです。

携帯電話を断捨離するのは、メリットだらけですね。

眠っている昔の相棒を起こしてあげることも、ときには必要です。

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