愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

こんにちは。
パーソナルメモリーズ スタッフのキョウコです。

ドイツ帝国の初代宰相であるオットー・フォン・ビスマルクの言葉で

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

という有名な格言があります。

人間は最近の出来事はよく覚えているものですが、少し前の事になるとすぐに忘れてしまうものです。さらに年数が経つと記憶はあやふやになってしまうでしょう。

これは個人の記憶の話だけではなく、社会の動きも同様ですね。

例えば、2011年3月11日の東日本大震災です。

この震災では本当に沢山の方々が被災しました。また被災はしなかったものの大混乱の中で恐怖を感じた方は多いと思います。

東日本大震災は記憶に新しいですが、取り上げられるニュースとしては今は段々と風化してきてしまっているようです。現実は被災された方々にとっては、まだ復興の段階なのですが。

東日本大震災が発生当時は皆さん自宅や会社に備蓄等をしていたと思いますが、今はどうされていますか?

備蓄や避難場所等についての意識が当時より薄れてしまっている方もいるのではないでしょうか。

実際に私自身も備蓄等の気持ちが薄れてきてしまっています。歴史は繰り返されるということを肝に銘じておきたいところですね。

さらに歴史を遡って、東日本大震災の前の大地震といえば1995年の阪神大震災です。多くの人にとって、東日本大震災が発生した時には阪神大震災のことはすっかり忘れていたというのが現実です。

阪神大震災と東日本大震災の間はほんの15年程であったのにも関わらず、2011年には既に大地震への対処などについては意識にはなかった方々は多かったのです。

実際に被災された方々は記憶に刻みこまれているのだと思いますが、阪神大震災の時にニュースだけで見ていた私は地震に対する備えなどは頭にありませんでした。

お客様の自分史を読む中で、東日本大震災や阪神淡路大震災のことが記録として残している方が多いので、読んでいるうちに上記の話を共有したいと思いました。

お客様の自分史を作る中で、またお客様の自分史を読み返している中で、様々な世の中の出来事を振り返ることが出来ます。私が経験したことでは無いのですが、本を読んでいるとあたかも自分の人生の出来事のように感じることがあります。

なのでたくさんの自分史に触れていると、歴史的な出来事が身近に感じるようになってきたように思います。

最近また地震が増えてきましたので、身の回りの安全に気を配る機会にしてみてはいかがでしょうか。

 

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