自分史の書き方(つまらないネタなど一つも無い)

自分史に載せるネタで、
どんなエピソードが読者に好まれるのかを考えると思います。

「何か他の人とは変わった経験を載せたいな」
「今まで普通の人生を歩んできたな」

といったそれぞれの考えがあると思いますが、

ありきたりな自分史など一つも無い

ということを念頭に置いてください。

世界に一つだけの物語

「自分史を書いてみたいけど、平凡な人生だったから
わざわざ自分史を書く必要があるのか?
読者は面白いと思わないのではないか?」

という質問をいただきました。

確かに読者のことを意識することは大事ですが、
気にし過ぎると何も書けなくなってしまいます。

小説のように主人公(あなた)が変わった経験を
していなくても良いのです。

小説は、読者が楽しいと感じたり、考えさせられたりする読者向けの作り話です。

自分史は、あなた自身が思い出をたどってみて楽しんだり、考えたりするあなた向けの作品です。

ですので、小説のように読者にハラハラさせたり、どんでん返しがある必要は無いのです。

あなた自身が一番よく分かっていると思いますが、
あなたの人生は世界中でたった一つの物語です。

あなたの普通が他の人の普通とは限らない

あなたが普通と思っていることでも、他の人から見たら普通ではないことが多々あります。

例えば、書店で本を選ぶ時の行動を見てみましょう。

・内容をじっくり読んでみてから購入する人
・目次だけ見てから購入する人
・表紙だけ見て購入する人
・店員のオススメコーナーにあるから購入する人
・立ち読みだけして購入しない人

内容をじっくり読む人は、表紙だけ見て買うということが理解できませんよね。

他にも様々な場面で、人とは変わった行動や判断があります。

家族という集団単位でも当てはまります。

有名な例ですと、味噌汁の具がありますね。
牛乳やキュウリを入れるのが普通な家庭もあるそうです。

もちろんその家庭の子供は学校に入ったときに、
「あれ?うちの味噌汁って変わっているのかな?」
と異変に気付きます。

変わった麦茶

私が小学生の時、友達の家に遊びに行って麦茶を出してもらいました。

夏の暑い日でしたので、がぶがぶ飲みます。

味が分かった瞬間、麦茶を噴き出しました。

とっても甘かったのです。

その友達の家では、麦茶には砂糖を入れることが常識なのでした。

すべてがあなただけの物語

話が逸れてしまいましたが、今までの人生で様々な判断をしてきたことでしょう。

・判断が正しかった
・判断が間違っていた
・判断することから逃げた
・判断が正しいか間違っているか今でも分からない

人生の岐路に立った時、どういう思いでその選択をしたのか。

これを書いてみるとあなたの人柄が気持ち読者に伝わりやすくなります。

そしてこの思いというものがあなただけの物語になっているのです。

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