自分史の書き方(起承転結を意識する)

起【問題提起・総意を大掴みに告げる】

本日は、起承転結(きしょうてんけつ)について説明します。

起承転結は、この順序で文章を構成すると読者が安定して読めることから、文章構成のひとつの型となったものです。

自分史の書き方に関する質問として、
自分史は起承転結で書かなければいけませんか?
という質問をいただくことが何度もあります。

答えとしては、
可能であれば、なるべく起承転結で書くことを意識する
となります。

承【「起」を発展させ、具体的に内容を深める】

可能であればというのは、起承転結に固執しすぎてはいけないということです。
せっかくご自分で書くのであれば、あなただけの文章の持ち味というものがありますので、それぞれの味を残すべきだと思っています。

また、執筆になれていない方が起承転結を意識し過ぎると、執筆が進まなくなる恐れがあります。

ですので、余裕がある方は挑戦してみるのが良いかもしれません。

まずは自分の文章で書いてみて、手直しをするときに綺麗な文章構成にしていくのが一番やりやすいでしょう。

転【視点を変える・物語が盛り上がる部分】

文章が上手い人は、常に起承転結を意識して、型に縛られながら書いているのでしょうか?

起承転結の意識はしているでしょうが、型にはめているケースは稀です。

起承転結とは、人間の思考の流れをもっとも自然な形で定型化した時に生れてくる形なのです。

なので、自分が言いたい(書きたい)と思うことを自然で無理のない形で書くと自動的に起承転結になります。

起承転結の例

起:お腹が空いたな。
承:そういえば、お昼ご飯をまだ食べていないな。
転:近所に新しく出来た店があったな。
結:よし、その店に食べに行ってみよう。

お腹が空いた時の思考の流れですが、自分で意識しなくても、きちんと起承転結の形になっているはずです。

結【全体の結論・まとめ】

このように起承転結で文章を書くというのは決して難しくはありませんが、慣れていないと時間がかかったり文章がごちゃごちゃになってしまう場合があります。

起承転結を上手に書いている人に、
「凄いですね。」
と言うと、筆者自身が驚くということもあります。

あまり意識し過ぎず、
自分の言葉で書いた結果、起承転結になっていた!
というのが、理想ではないでしょうか。

このページは起承転結で書いているので、
興味がある方は何度も読み返して、参考にしてみてください。

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