自分史

自分史をお客様に納品してきました。

生まれて間もない頃にサイパン島の近くにあるテニアン島に移住し、17歳の時に戦争に巻きこまれたお客様です。

戦争の話は、それはもう凄まじいです。最前線のお話は特に印象的でした。

そして、アメリカ軍やアメリカ人を憎んでいたというか敵対視していたのは、一部の軍人たちということ。

彼らもそのような教育を受けていたので、仕方がないと言えば仕方がありませんが、逃げようとした軍人まで、
「反国者!」
と言い、銃で撃っていたそうです。

それとは逆に、アメリカ兵は皆紳士であったようです。

このことは、一部ではもしかしたら違うと思う方もいるかもしれませんが、私が大勢の人からお話を聞いた限りでは、みなさん口を揃えて紳士であったとおっしゃいます。

今回のお客様は、アメリカ兵に治療までしてもらったとのこと。

ちょうどそれぞれの兄と弟の年齢と一緒であり、弟のように可愛がってくれたのです。

そのアメリカ兵の名前は今でも憶えており、向こうも憶えているだろうと言っていました。

このように、歪められたマスメディアの報道よりも、直接その場に居て見聞きした経験を持つ方の話というのは信憑性が極めて高く、戦争の真実であったり細部まで知ることが出来ます。

今回のお客様のお話はとても悲しく、そして辛く、なによりも過激でした。

この自分史を生きているうちは、出来るだけ後世に語り継いでいきたいと言っていました。