自分史の作成を先延ばしにしない技術

自分史の作成だけではなく、何かをしようと思うたびに先延ばしにしてしまうという方がほとんどでしょう。

先延ばしにしたとしても、頭の片隅に常に残っているのでモヤモヤが残ったままになります。やりたいことは今すぐに片付けることが充実した人生に繋がります。

自分史の作成を先延ばしにしない3つのコツを紹介します。

1.エンジンはかけてから走るのではなく、走ってからかける

よく作家の間では言われている話ですが、机に向かってから筆が1mmも動かないという話があります。

手紙を書くにしても、「さあ書こう!」と思ってから固まってしまうこともあるでしょう。

そんな時は、とりあえず書いてみるという行動がとても良いみたいです。

手紙の場合だったら、「こんにちは。○○です。」と書いてみる。

小説を書こうと思っているのであれば、意味不明でも良いから思ったことを書いてみる。

この、めちゃくちゃでも良いから、上手く書こうとせずにまずは「字を書く」ということがエンジンをかけることに繋がります。

2.7段階の壁

よく物事をするには7段階の壁があると言われています。特に試験勉強などで当てはまるという人が多いはずです。

1段階

家に帰ったらやろう。

2段階

晩御飯を食べたらやろう。

3段階

お腹いっぱいだから少し休んでからやろう。

4段階

今やっているテレビが終わってからやろう。

5段階

徹夜してやろう。

6段階

明日の朝早起きしてやろう。

7段階

(なんで勉強しなかったんだろう)。。。

やりたくないこと(試験勉強)とやりたいこと(試験で良い点を取る)のバランスを取ることは難しいですよね。

往々にしてプラスの感情よりマイナスの感情の方が強く働きます。つまり、「試験勉強がやりたくない!」というマイナスの感情の方が強いということです。

試験で良い点を取るよりも試験勉強をしないという感情が強く出てしまうことが多いので、毎回試験の度に7段階の壁に悩まされ、自己嫌悪に陥ることになります。

このマイナスのスパイラルから抜け出すにはどうしたら良いか?

3.切迫した状況にならないと行動を起こさない

このマイナスに片寄ったバランスを崩すには、切迫した状況になることが一番楽です。

例えば、試験だったら、

試験勉強がしたくない > 試験で良い点を取る

となっていたのが、切迫すると、

試験勉強がしたくない < 試験で良い点を取らないと退学になる

となります。

こうなると嫌々ながらも勉強せざるを得ません。ただしこのやり方はマイナスの上書きとも言えます。

マイナスが強く出た方にバランスが傾くという訳です。

4.小さい単位に分ける

一番オススメな方法はこれです。小さい単位に分けること!

いきなり

「今日から3時間は自分史を書くぞ!」

と決めても、出来る人はほとんどいません。

そんな時に、

「今日から1日1分は自分史を書くぞ!」

と決めるのが効果的です。

一分でも良いから、一言でも良いから、意味不明でも良いから、何か書いてみる。

この方法に勝る始め方は無いです。

禁煙に成功した人としなかった人に聞いた調査があるそうですが、

「死ぬまでタバコを吸わない!」と言った人は禁煙に失敗し、
「今日1日タバコを吸わない!」と言った人は禁煙に成功した。

という話があります。

いきなり無謀な計画を立てると、その時点で挫折してしまうのに対して、
小さなことでもコツコツと乗り越えて行く計画を立てると、結局は大きな物事を成し遂げられるという訳です。

まずは、小さな一歩を踏み出さないと何も始りません。

Follow me!

自分史の作成を先延ばしにしない技術” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。