たくさんの方々から人生のお話をお聞きしてきましたが、自分が設計した通り完璧に過ごせたという方には会ったことがありません。

例外なく、成功と失敗を繰り返し、浮き沈みをしながら悩みに悩みぬいて生きています。

悩みが解決したと思えば、次の悩みが課題のように目の前にあらわれます。

この悩みを解決していくと、未開の地図がどんどん埋まっていくかのように人生の経験が蓄積されていきます。

悩んでいる当事者からすると、

「そんなに簡単には考えられない」

と思いますが、後から考えると

「なんであんなことで悩んでいたんだ」

と感じることがほとんどです。

悩みを楽しむ

悩んでいるうちは、まだ余裕がある証拠だ。

という有名な言葉があります。

例えば、家が火事になってしまった時に、「うわ~。火事になっちゃったよ~。これからどうしよう。」

とは考えませんよね。

まずは、火を消そうとしたり、火の大小によってはすぐに逃げます。

悩む暇が無く、とっさに頭を働かせて行動に移ります。

また、現代人でよくある悩みのひとつが、やりたいことが見つからないというもの。

食べるのにも困っていた時代の人から見たら、贅沢な悩みとも言えますよね。悩んでいる場合じゃなく、一刻も早く働いてご飯を食べないと死んでしまうという状況なのですから。

なので好きなだけ悩めるという豊かさを存分に享受して、好きなだけ悩んでみるのも一策なのです。

悩みの娯楽化という面だと、小説やテレビドラマでも楽しんでいると言えます。

恋愛のテレビドラマでは、すべてが上手く行く訳ではなく必ずすれ違う場面が用意されています。

「なんで何時間も寒い中待っていたのに、タッチの差で帰ってしまうんだよ!」

という葛藤や悩みを客観的に観ています。そして、トライアンドエラーを繰り返し、悩みや課題を解決していく主人公の姿に自らを照らし合わせているのです。

まとめ

今日読んだ本で、「悩まなくなったら人間じゃない」という言葉が出てきました。

たくさん悩んだり、立ち止まって考えてみるのもとても良いと思います。

ただし、あまりに立ち止まり過ぎるのは良くないと考えています。

立ち止まるよりは、やってみて失敗する方が断然良い。
それがあなたの未開の地図を埋めて行くのだから。