自分史を作って歴史を知る

こんにちは。パーソナルメモリーズの須藤です。

お客様の自分史を作ったり、有名人の自伝を
読んでいると、歴史が見えてきます。

短期的に見た場合、80年位で繰り返すと思っています。

産業化社会から情報化社会になり、今後
さらにスパンが短くなっていくことが予想されます。

時代の波に乗るには、
大局を知り、自分の立ち位置を適切な箇所に置く
という事が重要でしょう。

社会的成功をおさめたり、
富を築いたりしてきた人は、
大体この法則を実践しています。

さとり世代とは?

「ゆとり世代」という言葉が一時期メディアを
賑わせていたが、今では「さとり世代」と
呼ばれている。

バブルが弾けると同時に生まれ、
不景気真っ只中を生きてきた世代。

好景気を知らない世代。

だからこそ、
欲が無く、世の中を達観している。

 

戦後間もなく生まれた世代は、
「団塊の世代」と呼ばれ、
戦後の日本を牽引してきた世代。

この世代の特徴は、
物を作れば売れるので、物を作り
まくって産業化社会を作った。

親が戦争の貧しさを経験しているので、
物の大切さ、有難さを叩き込まれて育った。

だから物に対する執着があることも
大いに理解できる。

ありとあらゆるものを所有してきたし、
所有したいと願ってきた。

では、その世代の子どもたちはどうか?

「団塊ジュニア」と呼ばれ、
色々と目新しいものが出来てくる時代に
生まれた。

親世代がたくさん物を生み出し、
それを買った。

好景気には、
高級車・自分の持ち家・高級腕時計
を買うようになった。

その次の世代は、人口が減少したので、
ベビーブームは起きなかった。

この世代は、不景気真っ只中に生まれた世代。

「さとり世代」である。

物が溢れている時代に生まれ、
好景気を知らないので
消費や無駄遣いをすることが少ない。

所有することのメリットが感じらず、
車や家も自分のものを欲しいとは
思わない傾向がある。

だから、
カーシェアリングやルームシェアといった
徹底的に合理的な方法を選ぶ。

そして、シェアの言葉の通り、
親世代の「所有」という傾向から
「共有」という傾向に移り変わっている。

ファッションや流行も繰り返される

ファッションや流行は20年という周期で
繰り返されている。

アラレちゃんメガネをご存じだろうか。

黒縁で大きなメガネである。

このメガネはちょうど20年ほど前に流行り
多くの人が愛用していた。

それが5~10年経つと、
「ダサい」などと云われるようになり、
一気に姿を消した。

ところがどうだろう。

今、若者の街に行って見ると、

みんなアラレちゃんではないか!

あんなに「ダサい」と云っていたのに、
今は「おしゃれ」の最前線である。

なんと、これもちょうど20年周期である。

このサイクルを知ると、
次の時代の予想が立てやすくなるのは
間違いない。

ただし、情報革命により
時代の流れが早くなっているので、
その部分は注意が必要だ。

Follow me!

自分史を作って歴史を知る” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。